動画撮影のコツ【音声編②】

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その①からの続き。

音声を取るにはカメラやスマホに近づいたり、ハキハキと大きな声でしゃべる必要があるとお伝えした。

だが、

「自分はそんなにハキハキとしゃべるキャラじゃない」とか

「つぶやくような感じでもしっかり声が入るようにしたい」

という意見もあるだろう。そうなると解決策はただひとつ。

マイクを使うことだ。

 

「マイクなんて使ったことがないから、難しそう、、、」

 

なんでも最初から否定的になるのは、ビジネスマンとしてどうだろう。

やってみる、試してみる、何でもチャレンジだ!挑戦だ!(by 松岡修造)

最近のマイクは特に難しい設定が不要なものが多いので、少しの投資は必要だが、コンテンツをしっかりとしたものに仕上げるのであれば必須アイテムと言える。

 

【iPhone用の取付マイク】

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上の写真のものが私が普段使っているiPhone用のマイク「ZOOM iQ6」というものだ。

値段は8000円ぐらいするので、安い買い物ではないかもしれないが、iPhoneそのままで録音した時とこのマイクを使った時とでは、音質が断然に違う。

やはりマイクを付ける効果は大きい。

ただ、この「iQ6」はマイクの向きが変えられないので、音や声を録音するにはいいのだが、カメラのレンズの向きとマイクの向きが合わせられないという欠点がある。

この欠点をクリアした後継機種が「ZOOM  iQ7」だ。

これはマイクの向きを変えることができるので、動画撮影をするのであれば、こちらを購入したほうがいいだろう。音質はお墨付きだ。

自分でコンテンツ動画を撮る時にスマホを使っている人は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

[下の画像がZOOM iQ7]

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スマホではなくビデオカメラを使っている方も、ほとんどの方はビデオに内蔵されているマイクをそのまま使っているだろう。

ビデオカメラのマイクもそこそこ高性能なので、音を撮る事はできるのだが、やはりテレビ番組のようにしっかりとした音声にするには物足りない。

ここでおススメしたいのは「ピンマイク」だ。

ピンマイクとはテレビ番組に出演している人であれば、全員が付けているであろう小型のマイクのことだ。

ニュースキャスターが胸のところに付けている小さなマイクを見たことがあると思う。

 

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このマイクを使えば、相当なクォリティの音声を録ることが可能になる。

胸の部分についているので口からも近く音声はかなりクリアに録れる。

さらにワイヤレスタイプのものが多いので、カメラから離れても近づいても常に一定の音量で録音ができるので、カメラの前で動いたりしても音声がブレない。

デメリットは「値段が高い」ということだろうか。

だが、音声で情報を伝える以上、その音を録る道具に投資するのは当然とも言える。

コンテンツの仕上がりによって、後々の収益に影響してくることを考えれば、安い投資ではないだろうか。

そういうわけで、私が購入したピンマイクがこちら。

 

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アツデンの「50BT」というピンマイク。33,000円ほどの代物だ。

私の場合はコンテンツ制作以外に、本業の映像の仕事でも使う事があるので商売道具でもあるのだが、3万越えは結構な出費だ。

しかしその金額も納得の音質と使いやすさで、もはや動画制作にはなくてはならないツールとなっている。

興味がある方は、一度チェックして頂きたい。

 

動画コンテンツのクォリティを上げるには、音の仕上げが大切である。

映像も音声も同じだが、録画する時には何も注意せず、編集の段階になって不具合のある箇所をソフトウェアで調整するというやり方の人が多い。

もちろんそれでもできない事はないのだが、やはり最初からある程度の高品質で撮っておけば、後々の作業も少なくて済む。

ソフトで音質調整などをやり過ぎると、元の品質よりも悪化してしまう事も多いので、やはり撮影の段階で良い音で録れるように気配りをするのが大切だ。

ぜひ音にこだわって、良質なコンテンツを生み出して頂きたいと思う。

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