After Effectsでドラゴンボール
ドラゴンボールってどんなアニメ?
ドラゴンボール、私の青春のアニメです。30代〜40代の男性は特にどストライクではないでしょうか?世代でない方はピンと来ないかもしれませんが、ドラボンボールといえば「気」ですよね。
知らない方のためにザックリ説明すると、ドラゴンボールは格闘アニメで戦闘シーンがよく出てきます。通常はパンチやキックなどの格闘スタイルで戦うのですが、登場人物はそれぞれ「気」と呼ばれる特殊なパワーを使うことができます。
このエネルギーは力をためる事によって増幅できるのですが、その表現としていわゆる「オーラ」のようなものを身にまとう感じになります。画像を少しお借りして下に貼っておきます。
ドラボンボールの気の表現
今やこの表現が当たり前になりすぎて、ほとんどのアニメでエネルギーやオーラを表現する時は、こういう感じに描かれています。
オーラ表現のスタンダード
現実の世界では、合気道の達人は「気」が使えるというし、カリスマと呼ばれる人にはオーラを感じるなんて事も言われますよね。なので「気」は実際に存在していると思います。気配(けはい)や殺気(さっき)なども「気」と呼べます。
ですが通常は「気」を感じることはできても、目では見えません。ドラゴンボールはその目に見えないオーラの表現を視覚化して、アニメ界に革命を起こしました。
ひょっとしたらドラゴンボールより以前に、エネルギー表現をこういう感じに描いていたアニメや映画もあったかもしれませんが、アニメ界でこれだけオーラの表現を一般的にしたのはドラゴンボールしかないと断言できます。
After Effectsでオーラの表現を作ってみる
そして、やっと本題です(笑)前置きが長くなりすぎてしまいましたが、ドラゴンボールの話になると熱が入ってしまう中年男子をお許しください。
こういう「オーラをまとう表現」「エネルギーが満ちている表現」は映像の世界では実際に作ることができます。映像編集のソフトであるAdobe After Effectsを使います。作り方はいろいろあると思いますが、手っ取り早くプラグインを使って行う方法を書いておきます。
VIDEO COPILOT社(ビデオコパイロット社)のホームページからSABER(セーバー)というプラグインをダウンロードします。(プラグインは無料)本来はスターウォーズのライトセーバーの表現ができるプラグインという意味合いみたいですね。
ライトセーバーの例
この「SABER」のプラグインを使えば、前述のドラゴンボール風のオーラ表現もカンタンに作ることができます。作り方の動画をのせておきますので、チャレンジしてみて下さい。
*SABERのプラグインはAfter Effects CC 2017には未対応ですので、ご注意を。そのうち対応すると思いますが。
After Effectsは少し複雑なソフトなので、しっかり勉強したい方は参考書も何冊か読んでみた方がいいと思います。独学ではちょっと厳しいかな。オススメ本は下にリンクを貼っておきます!
プロが教える!After Effectsデジタル映像制作講座 CC / CS6対応 / Shin-yu 【本】 3,218円 |
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