私は「カールくん」です
カメラに別モニターを接続して使用する場合、今の主流はHDMIケーブルでの接続かと思います。(SDIの場合もありますが、今回はHDMIだと言う事で話は進めますw)
カメラとモニターをつなぐHDMIケーブルは、それほど距離は必要ありません。カメラとすごく離れたところでモニターを使う場合は別ですが、通常はカメラ自体にモニターをマウントさせて使うことが多いので、30㎝〜40㎝ほどのケーブルがあれば十分です。
しかし、この微妙な長さのケーブル、あまり種類が販売していません。10㎝、20㎝、30㎝、、、と小刻みな長さはほとんどなく、短いものだと30㎝、50㎝、1mといったぐらいでしょうか。この中だと30㎝か50㎝が妥当な長さだと思いますが、カメラやモニターのHDMI端子の場所によってはギリギリ届かないこともよくあります。無理につなぐと断線や端子の変形の恐れもあります。
だからと言って「大は小を兼ねる」精神で、1MぐらいのHDMIケーブルをカメラのハンドルにグルグル巻きにしながら接続しているカメラマンもいます。短くて届かない事に比べたらマシかもしれませんが、撮影機器はクライアントに直接見られます。あまりに不恰好な撮影スタイルは、場合によっては避けるべきかもしれません。
そんな時は、カールコードタイプを使いましょう。ストレート派とカール派に別れると思いますが、私はカール派なので、カールくんです(笑)
カールコードだと伸縮ができるので、例えば50㎝で売られている場合でも、引っ張れば70㎝ぐらいまで伸ばすことができます。ケーブルや端子に余計なテンションを掛けずに使用することができます。
私が使っているのはATOMOSのHDMIケーブル30㎝です。FULLからMINIへの変換タイプです。パッケージの「PRO VIDEO HDMI CABLES」の主張がスゴイですW これはプロ用のケーブルだ!とガッツリ宣言しておりますが、アマチュア(ハイアマ除く)はあまりカメラの外部モニターを使うこともないだろうから、こういうケーブルのニーズがプロ用だというのも納得です。
30㎝と大きく書いてありますが、45㎝ EXTENDEDと表記があるので、15㎝は伸ばせる余裕があるということです。私が使っているCanon XA30ビデオカメラの上にSONY CLM-FHD5モニターを載せると、少し引っ張ってちょうど良い感じで接続できました。
カメラと外部モニターが至近距離なのに、ちょうどいい長さのHDMIケーブルがなく、1mとかのケーブルを余らせながら撮影している方に超オススメしたいケーブルです。
ATOMOS アトモス Mini HDMI to Full HDMI カール加工 30cm(45cm 延長対応) ATOMCAB008 3,140円 |
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