西野亮廣氏の「魔法のコンパス」
- 2018.11.09
- ビジネス
- えんとつ町のプペル, にしのあきひろ, キングコング, クラウドファンディング, ディズニー, バカとつきあうな, ビジネス書, ホリエモン, マインドセット, 仕事, 名言, 堀江貴文, 幻冬社, 新世界, 格言, 死ぬこと以外かすり傷, 箕輪厚介, 西野亮廣, 革命のファンファーレ, 魔法のコンパス

お笑い芸人のキングコング西野さんが書いた本をよく読んでます。今日はその話。たくさん書かれている本はだいたい読んでますが、今回は魔法のコンパスという本について。
この本の内容がどうだとかは読んでみればわかるので割愛しますが、読んだ中で自分が印象に残ったところが「仕事になるまで遊びなさい」という言葉です。それは「遊んで暮らせるようになれ」という意味ではなくて、自分が興味があって時間とお金を投資して行うこと=「遊び」を本気でやって、それが仕事になるぐらい突き詰めてください!という事だと思います。
「遊び」と聞くと「仕事をせずサボっている事」「何も生み出さない無駄な時間」と考える人が多いと思いますが、そういう考え自体が古いんだと思います。本当に興味あることで遊んでる時って、時間も気にしないしお金もバンバン投資する。それぐらい夢中になれるのが、本気で遊ぶことだと思います。仕事であまり夢中になれなくても、趣味の時間には全力投球。そういう人って意外と多いと思います。
なら、ただ遊ぶだけではなくて、セミプロレベルぐらいまで遊びを極めれば、ひょっとしたら仕事になるかも知れませんよ?という話です。仕事も遊びも、やるなら本気でのめり込めって事ですね。仕事も遊びも分け隔てなく、毎日を全力で生きるという事です。
私も会社員時代は「会社に行く=仕事」「会社に行かない=休み」と完全に切り分けて考えてました。もちろん会社に行くのは楽しくないし、面倒でした。かと言って、休みの日に趣味に夢中だったかと振り返ってみても、休みの日なんて疲れて何もできず、ずっと寝てました。そして休みの日が終わろうとすると、「明日はまた仕事かー」と憂鬱な気分になっていたこともありました。
今はフリーランスになり、会社員時代の考え方はなくなりました。毎日、自分が好きな事を全力でやって、その結果として収益が発生し、生活ができています。これは仕事、これは趣味、なんて切り分けは一切ありません。仕事はすべてやりたい事しかやってないので、業務だ仕事だと思うこともなく、ただ楽しんでワクワクしているだけですし、じゃあ休みの日はというと自分のやりたいこと=仕事をしているという状態です。1年365日がすべて仕事であり、すべて休みでもある生活になりました。
この本を読んだ人が、みんな同じ感想で同じ気持ちにはならないと思いますが、少なくとも私にはとても響いた本でした。この本は私にとっては魔法のコンパスです。他のページにもたくさん名言や考え方のヒントが落ちてて、とても勉強になる本です。また別の機会にも取り上げたいと思います!
-
前の記事
素人の写真が売れて、プロの写真が売れない理由 2018.11.05
-
次の記事
赤い本は裏切らない 2018.11.16