ハ長調ってどうゆうこと?

ハ長調ってどうゆうこと?

長調って何のこと?

 

ハ長調」や「ニ短調」何となく小学校の音楽で習ったような感じ。。言葉は知っているけど、実はよく知らない人って多いのではないでしょうか。

 

仕事も趣味も音楽に関わりのない人には、知らなくていい情報かもしれませんが、趣味で楽器をやってる人や音楽系の仕事をしている人はちょっと知っているとタメになります

 

音楽の先生に語らせると眠くなるような難しい話が延々と続くので、そういう音楽理論はナシにして単純に小学生でもわかる感じで説明したいと思います。すごくザックリ言えば、

 

長調(ちょうちょう) 「ドレミファソラシド」に聞こえること。短調(たんちょう) 「ラシドレミファソラ」に聞こえることです。

 

さらに長調(ちょうちょう)は明るい感じ、短調(たんちょう)」 は暗い感じに聞こえます。何となくです。そう言う感じに聞こえない人もいるかも(笑)そして、今回は長調についてお話します、短調はまたの機会に。

 

例えば、鍵盤の「ド」から順番に弾くと「ドレミファソラシド」って聞こえます。当たり前ですよね。「ドレミファソラシド」この言葉はイタリア語です。これを日本語で言うと、ハニホヘトイロハ」となります。昭和の香りが漂いますw

 

要するに「ハ長調」は「ハ」と言うのが「」のことなので、鍵盤をドから順番に弾いてドレミファソラシドに聞こえる明るい感じの音階と言う意味になります。これがハ長調

 

では「ニ長調」だと??先ほどの説明から行くと「ニ」と言うのが「」のことなので、鍵盤をレから順番に弾いて、ドレミファソラシドに聞こえる明るい感じの音階ということです。これがニ長調

 

え?ちょっと待って?

 

「レ」から順番に弾くとドレミファソラシドに聞こえないでしょ?それだと「レミファソラシドレ」になるじゃないですか?と思いましたよね?

 

はい!その通りです。

 

「レ」から鍵盤(白鍵盤)を順番に弾くと「レミファソラシドレ」となるので、ドレミファソラシド聞こえません。ここで、黒鍵(黒鍵盤)の登場です。「レ」から順番に弾いてもドレミファソラシドに聞こえるように、上手く黒鍵を使うのです。

 

すると「ファ」と「」が白鍵盤だと違和感があるのでその2箇所だけは黒鍵盤で弾きますつまり、

 

レミファ#ソラシド#レ

 

となります。「ファ」と「ド」が黒鍵であとは白鍵です。こうすればレから弾いてもドレミファソラシドに聞こえるので不思議です。ニ長調の完成です。実際にピアノで弾いてみるとよくわかると思います。

 

ト音記号の役割

 

楽譜を見ると最初の部分に「ト音記号」というマークがあります。余談ですがこれもト音と言うことで、ハニホヘイロハの「ト」つまり、ドレミファラシドの「」という事になります。

 

この記号の中心部分が「ソ」の音ですよという事を、記しているマークなのです。五線譜の下から2本目が「ソ」の音になります。

たまに、ト音記号の横に「#」がついた楽譜があると思います。

こういう感じのヤツですね。これは「ファ」と「」に「#」がついてるので、「ファ」と「ド」を黒鍵で演奏しなさいという意味です。それ以外は白鍵で演奏することになります。

 

先ほど「ファ」と「ド」が黒鍵だと「ニ長調」になるとわかりましたよね。なので、この楽譜はニ長調だとわかります。これを踏まえれば「#」を見れば何長調かがわかります

 

それがわかれば、その曲で使われている鍵盤がどの音が黒鍵でどの音が白鍵かわかります。それを理解し演奏すれば、アドリブ演奏なんかも簡単にできてしまいます。これは便利ですね!

 

ちょっと難しいですが、実は中学校の音楽の授業レベルなので、理解はできると思います。これをも少し勉強すれば、ポップスでもロックでもジャズでも、、アドリブ演奏が簡単にできるようになります。覚えておいて損はないですね!