映像編集者のヒトリゴト

赤い本は裏切らない

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紀伊国屋書店にふらっと立ち寄った時に、入り口のすぐ横に真っ赤なパネルが見えた。何かの宣伝用のパネルかと思って近づいてみると、それはパネルではなく、ひな壇のようなディスプレイ台に整然と並んでいた赤い表紙の本だった。

 

最近、赤い表紙の本をよく読む。西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」や落合陽一さんの「日本再興戦略」など。どちらも「幻冬舎」から出ている本。ということは、この本もまさか、、、と思ったら案の定、幻冬舎の本だった(笑)タイトルは「動画2.0 VISUAL STORY TELLING

 

映像の仕事をしているからか「動画」と書かれた部分に興味を惹かれて手に取った。いや、、そうじゃない。本当は、本の表紙が赤かったからだ。最近、赤い本ばかり読んでいる。全部、幻冬舎の本だ。どの本も同じような内容なのだが、とても面白い。もはや中毒だ。

 

手に取ったのはいいが、本の帯を見て違和感を覚えた。「デスメタルバンドのボーカリストか?」と思うような風貌の写真。著者の明石ガクト氏だった。「誰これ?」私の第一印象だった。

 

 

この風貌に加えて帯に書かれた「さあ、世界を激変させる動画ビジネスの大波に乗れ!」というキャッチフレーズ。いかにも胡散臭いフレーズ。最近は当たり続きだった幻冬舎の赤い本シリーズも、今回ばかりはハズレかなと思いながら、ページをペラペラめくってみた。

 

キネトスコープ、シネマトグラフ、グリフィスの映像文法、映像と動画の違い、広告費、視聴率、エミー賞、YOUTUBEなどなど。そしてそれらを踏まえた上で語る動画ビジネスについての核心部分。気づいたら5分以上、むさぼるように読み込んでいた。止まらない、ページをめくる手が止まらない。まるで、少しだけ食べようと思って開けたポテチを思わず最後まで食べてしまった時のような勢いだった。

 

 

「ダメだ!この本はすぐに買わないとダメだ!」と思い、レジに直行。そのまま読みながら帰宅し、その日のうちに完全読了。一般の人の感想はどうかはわからないが、少なくとも映像を仕事にしている人にとっては脳内に染み込むような内容だった。普段、本を読むときは、気になったページに付箋を貼りながら読み進めて行くのだが、どのページにも付箋を貼りすぎて、もう付箋の意味は成していない。

 

 

こういう本を読みたかったんだと、この本を読んで気づくことができた。面白いとか、勉強になるとか、そういう感じではない。自分が読んでいて脳に染み込んでくる本。それがこの「動画2.0 VISUAL STORY TELLING」映像に関わる仕事をしている人は、ぜひ読んでみて欲しい。明石ガクト氏、ただものではない。

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