批判されること

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現在、情報発信ツールは「SNS」がスタンダードな手段になっている。

ひと昔前まで自分の持っている情報を拡散させるには、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのメディアに取り上げられるか、口コミで広がるのを待つしかなかった。

メディアに取り上げられるかどうかは運もあるしお金もかかる。口コミなんて広がるのに数年かかる事も当たり前だ。

しかし現在はスマホさえあれば、いつでもどこでもあっと言う間に情報拡散が可能になった。

費用もかからず拡散力もメディアを凌ぐ勢いを持っているため、ビジネスには欠かせない存在となっている。

 

だが反面、誰もが情報発信できる故に「情報の飽和」が起こっているのも事実だ。

世の中には様々な情報が溢れすぎて、自分の目的の情報にたどり着くまでに時間がかかるようになっているのが現状と言える。

「今日は何を食べた」「友達と遊んだ」のような、ただのつぶやきまでもが情報となって溢れかえっており、ビジネスに直結させるよう拡散するには工夫や努力も必要となるが、それでも旧来の方法に比べると格段に情報拡散力はアップしている。

 

そして上手く拡散できたとすると、必ず弊害として「批判」を直接受けるのがSNSの特徴でもある。

これに心を折られてしまう人も少なくない。

実名登録のFacebookよりもtwitterの方が厳しい声が多いとも聞く。匿名であれば何でも言えるからだ。

その性質からか炎上するSNSは「twitter」がダントツのようだ。

 

だが、批判が届くということは情報発信が成功している証拠でもある。

それにイチイチ反応していては身が持たない。

間違った情報に対して訂正が入れば素直に聞き入れ修正すればいいし、ただの冷やかしやイチャモンであれば無視すればいいだけの話だ。

企業がライバル会社を攻撃しようと一般人を装ってSNSにアンチコメントを書いてくる場合もある。

これは「批判」というより「戦略」と言えるだろう。

その場合は上手く切り返す作戦も必要である。

 

万人に受け入れられるものなど、世の中には中々ない。ファンがいるということはアンチも少なからずいるのだ。

変にアンチを怖がらず、自分の情報を自信を持って拡散する事が大切ではないだろうか。

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