アンパンマンのデザイン

アンパンマンのデザイン

画竜点睛を欠く」とは物事を完成させるための、最後の仕上げを忘れる事という意味のことわざです。

 

昔の話。中国で絵師が竜の絵を描き、最後に瞳を入れたところ竜が天に昇ったという事から「画竜点睛」という言葉ができたそうです。人や動物を描く時に、最も重要な部分となるのは、「」ですよね。特にをきちんと描けば他の部分が雑であっても、しっかり見えるもんです。

 

逆に、ボディや細部が上手く描けていても、目がきちんと描けてないと全て台無しです。それぐらい「目」には、パワーがあります。人間も動物もアニメのキャラでさえ、目はとても大事です。

 

イラストや模写をする時は、目をしっかりと描く事が非常に重要になります。以前、会社の後輩が書いたアンパンマンが社内で話題になりました。

なんか怖い…これを見て何かと聞かれたら”アンパンマン”と答えるが、どこかおかしい。何がおかしいのか?それは「目」でした。腹がメタボすぎる!という意見もありましたが、やはり「目」がおかしい。ちなみに実物はこちら。

 

 

うむ、これがアンパンマン。目の持つ印象力は、すごいものだと実感。何事も、画竜点睛を欠かないように
したいものです。