映像編集者のヒトリゴト

三脚よりもマイクスタンド?

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カメラを固定する時に三脚を使いますが、基本的に三脚はセットした後にカメラを操作することが前提となっているので、人間の目線の高さで使用できるようになっているものが多いです。

 

もちろん小型の三脚を使えばテーブルトップでも使えますし、スタジオ用の大きな三脚であれば3mを超えるものもあります。しかし個人が使う一般的な三脚であれば、おおよそですが40センチから170センチぐらいの高さをカバーするタイプのものが最も多く売られています。

 

 

仮に40センチより低い位置でカメラをセットしたい時は、三脚を外して直接カメラを床に置くなどすれば対応することができますが、問題は170センチを超える高さが必要な場合です。

 

一般的な三脚は最大に高く調整しても、2mの高さをカバーできるものはなかなかありません。2mの高さまで対応している三脚はとても大型で、気軽に持ち運べるようなものではありません。

 

ですが、イベントのステージを人混みの後方から撮影したい時や、テーブル全体の様子を真上から撮影したい時など、日常でも2mぐらいの高さにカメラをセットしたい場面というのは結構あります。その時に通常の三脚ではとても対応できないので、代わりにマイクスタンドを使うのです。

 

 

上の写真は「K&M/210」という音響用のマイクスタンドです。舞台を始め、放送局やスタジオなど世界標準的に使われているものです。価格も5,000円〜6,000円程度でそれほど高くありませんが、ドイツ製のとても堅牢で安定するプロ仕様のマイクスタンドです。

 

このマイクスタンドは直立に伸ばしきると、最大2m40cmほどの高さになります。縮めると1mほどになり、重さも3kgほどなので持ち運ぶのも容易です。この高さまで伸ばせる三脚だと、とても高額で大型になってしまい使うには現実的ではありません。このスタンドにカメラを取り付ければ、2mを超える高さにも簡単にセットが可能なのです。

 

 

ただし、このスタンドだけだとカメラをセットすることができませんネジの問題です。マイクスタンドによってネジサイズは様々ですが、このK&Mのマイクスタンドは「3/8インチ」になっています。三脚やカメラ系のネジサイズは「1/4インチ」が多く、このサイズ間を変換するコネクターが必要です。

 

 

その変換ネジも色々あるのですが、オススメはこのRoland「OP-MSA1」です。これはネジサイズを変更するだけでなく、角度が自由に変えれるボール雲台タイプになっています。これによって取り付けたカメラの向きを、自由に変えることができ非常に便利です。

 

 

注意点として、一眼レフカメラのような重いカメラにはこの方法が使えません。このK&Mのスタンドはあくまでもマイクスタンドです。マイクは重くてもせいぜい1kg程度なので、望遠レンズをつけた一眼レフをこの方法でセット、、、はおやめ下さい。自殺行為となります(笑)小型のビデオカメラやコンデジ、スマホ、GoProなど小型軽量のカメラに有効な方法だと覚えておいて下さい。

 

撮影で少しハイアングルの画が欲しいという時など、とても重宝する機材なのでチェックしてみてはいかがでしょうか。(ネジの変換を忘れずに!)

 

K&M 標準マイクスタンド ST210/2

 

Roland OP-MSA1 マイクスタンドへカメラを取り付け

 

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